これをやれば絶対に忘れない!究極の学習定着法とは?

これをやれば絶対に忘れない!究極の学習定着法とは?

中学受験カウンセラー 野田英夫です。

https://diamond.jp/ud/authors/5eddf7bd7765617d88000000

中学受験カウンセラー野田英夫の記事は、
ダイヤモンド・オンラインでも好評連載中です。

最新刊 「中学受験 大学付属校合格バイブル」も好評発売中です!!

習ってもすぐ忘れてしまう・・・どうしたらいいの?

「ウチの子、すぐ忘れてしまうんです・・・」
せっかく授業で習ってきても、
時間が経つとすぐに忘れてしまう。

皆さんの共通の悩みですね。

忘れてしまって、
テストができなければ得点となりません。

それが成績となるのですから、
深刻な問題です。

さらに入試本番で、
忘れてしまい、
答案に書けなければ、
不合格となります。

死活問題ともいえます。

でも、
人間というのは「忘れる動物」なんですよ。
ある程度は仕方のないこと。

忘れないと、
情報の洪水に頭がパニックになってしまう。

なんでもかんでも記憶していたら、
脳が疲弊してしまう。
疲れ切ってしまう。

そうならないために「睡眠」があります。
睡眠があることで、
頭のなかをしっかり整理してくれます。

「必要な情報」と「不要な情報」に分けてくれる。
睡眠はこの仕分け作業をしてくれています。

だから、睡眠は大切・・・

そんなことは、
「どうでもいいっ!!!!」

お叱りの言葉が聞こえてきそうなので、

本題に移りましょう。

絶対に忘れない方法があります!

「人に教えること」!

これです!
これが究極の方法です。

皆さんは、
「ラーニングピラミッド」をご存知ですか?

表の一番下をみてください。

「他の人に伝える」とありますね。
この実験は、「アメリカ国立訓練研究所」という機関が発表したもの。

「他の人に教える」と、
実に学習定着率は「90%」にもなるという結果。

ちなみに、
集団授業などで「講義を受ける」だけだったら、
たった「5%」

授業を聞くだけだと、
なんにも記憶に残らないのです。

それだったら、
「本を読む」つまり「テキストを使って自分で勉強する」方が、
「10%」だから、いくらかマシということ。

かつて予備校にカリスマ講師と呼ばれる人たちがいました。
もう何十年も前のことです。

その講師の授業は、
生徒たちを魅了し、
予備校の大教室は生徒たちで超満員、
立ち見の生徒たちもいたほどです。

皆が、
「あの授業、すごかったな!」と、
口々に感想をいいます。

でも、
家に帰って復習をしようとすると、

「授業内容はなにも頭に残っていない・・・」

「楽しかった」ことは覚えているが、

「何を教わったかさえ、思い出せない・・・」

こんな感じです。

授業パフォーマンスに踊らされて、
当の授業は何も残っていない。

「人に教える」をどう活用すればいいのか?

私が、経営している
「早慶維新塾」と「早慶ゼロワン」では、
この「人に教える」を活用して、
こんな授業をしています。

このやり方を紹介しておきます。

①授業のはじめに、「今日、学習する内容を生徒に伝えます。」

②「これから学習する内容を、最後に先生に説明してもらいます」

③「大事だと思うポイント3点に絞って説明してください」

④授業で先生が解説

⑤授業の後半で、③に注意して、生徒が先生に説明をします。

授業のはじめに、今日、学習する内容を予告する、

これにより「学習目標」が明確になります。

次に、最後に先生に説明してもらいます、と伝えることで、

「インプット」が充実します。

つまり、「よく聞いておかないといけない」という気持ちになるのです。
そして、3点に絞ってというのも重要です。
1回の授業で大切なポイントはそんなに多くはありません。

3点に絞ることで、説明の組み立てをしやすくさせています。
「アウトプット」しやすくしているのです。

はじめは上手く説明できなくたっていいんです。
やってるうちに説明上手になりますから。
そうなったら絶対に忘れない。
「人に教えたこと」は忘れないんです。

また、早慶ゼロワンでは、
休憩時間に、生徒同士が教え合う姿も見られるようになりました。
「教えること」で「忘れなくなる」とわかっているのです。

素晴らしい!!

最後に、

インプットとアウトプットの「黄金比率」を伝えておきます。
「インプット3:アウトプット7」です。

インプットの方が少なくて、
アウトプットの方が多いんですよ。

みんな勘違いしているから、
注意してくださいね。

ということは、
授業中に、
先生の解説ばかり聞こえてくる授業は、
ダメな先生ということ。

これはインプットばかりですから。
生徒にアウトプットさせる時間が足りない。

また、
受験が近づいてくると、
毎日を授業で埋めようとする保護者がいます。

塾が休みの日は、家庭教師に来てもらうとか、
すべての曜日を授業で埋めようとする保護者のことです。
近くにもいますよね?

でも、これじゃあ、
インプット(授業)ばかりで、
アウトプット(復習)が少ないんで、
合格は遠のくばかりですね。

保護者は勉強させているからと安心する。
でも、習ったことは定着しない。

気づいてほしいです。

私はこれからも思っていることを本音で書いていきます。
塾業界で蔓延している非常識を明らかにしていきます。
皆さんに少しでも早く目を覚ましてもらうために!

では、また!

もし、受験のことで

お困りのことがありましたら、
野田英夫がカウンセリング(無料)を
実施します。

皆さんの受験を応援します。

お気軽にご連絡ください。

また、コメント、メッセージも
頂けると執筆の励みになります。

contact@altair-waseda-keio.jp



■書籍

野田 英夫 最新刊

『中学受験大学付属校合格バイブル』https://www.amazon.co.jp/dp/4478110921/

望月 裕一

『早稲田・慶應中学の社会 偏差値40台からの大逆転合格法』 https://www.amazon.co.jp/dp/4753934721

■ダイヤモンドオンライン

https://diamond.jp/ud/authors/5eddf7bd7765617d88000000


■早慶維新塾:http://backup4.altair-waseda-keio.jp/ad/

■早慶ゼロワン:https://chugaku-juken.co.jp/

■りんご塾四ツ谷校:https://sansuolympic.com/school/%e5%9b%9b%e3%83%84%e8%b0%b7%e6%a0%a1/

■Facebook:https://www.facebook.com/sokeiishin/


 



スマホコールアクション