「ケアレスミス」をなくす!究極の「問いかけ」とは?
中学受験カウンセラー 野田英夫です。
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「ケアレスミス」とは何か?
まず「ケアレスミス」とは何なのか?
何が問題なのかも含めて説明しておきましょう。
ケアレスミスとは、
「注意していれば防げたはずの間違いや失敗」のこと。
防げたはずの失敗ですから、
注意していれば、「解ける問題」というわけです。
実力的には「解ける」のに、
間違ってしまうのが「問題」なのです。
できる問題なのに「間違うこと」
できるはずの出題を失点してしまうこと、
これがもったいない。
本来なら「得点できる」のに、
「失点してしまっている」
これをケアレスミスというわけです。
試験のあとに、
解き直しをしたら「できるじゃない!」という、
あれもケアレスミスですね。
「ケアレスミス」なくしたくないですか?
「ケアレスミス」なくしたくないですか?
皆さん、「うん、うんっ!」とうなずいていることでしょう。
ずっと悩まされてきた「ケアレスミス」からの解放です!
いままであの「ケアレスミス」さえなかったら、
どんなに偏差値が変わっていたか?
「ケアレスミス」のせいで、
どれだけ子どもを叱ったことでしょうか?
「ケアレスミス」がなくなったら、
どんなにいいことがあるでしょうか?
成績が上がりますね。
偏差値ももちろん上がります。
志望校も上の学校が狙えるかもしれません。
試験のあと、叱ることも減りますね。
いいことしかありません。
では、悩まれ続けてきた「ケアレスミス」から、
解放する「究極の問いかけ」を説明します。
「ケアレスミス」をなくす究極の「問いかけ」とは?
「集中して解答して!」
テストの前や、問題を解き始める前が効果的です。
なんだ、そんなこと?
あせらないで聞いてください。
まだ続きがありますから。
何問か問題を解いた時に、
途中で、問題を解くのを止めます。
ここからが重要です。
子どもにこう問いかけてください。
たぶんこんな回答をしてくると思います。
「解くことに集中してた」
でも、そんなことはないはず。
問題に集中していれば「ケアレスミス」は起きないのだから。
大人でも集中できていない?
大人でもそうですが、
なかなかやっていることに集中できないもの。
例えば私の場合、
人の話を聞いているとき、話を聞いているようで聞くことに集中できていない。
話を聞きながら、
「どのタイミングで自分の話を割り込もうか」そればっかり考えています。
また、読書しているときだってそうです。
本を読みながら、「お腹すいたなあ、このあと何食べようかな」とか、
「あと5分したら、次に向かわないといけないな」とか、
集中しているようで集中していないもの。
いまこのブログを書いているときだって、
「あと10分で書くの終えて、次の仕事を始めなくちゃ・・・」なんて考えています。
皆さんはどうですか?
皆さんだってそうですよね?
だから、子どもたちはなおさら、
問題に集中していない。
だから、ケアレスミスが起きる。
では、子どもたちは問題を解いているときに、
どんなことを考えているか?
解答しながら子どもたちは何を考えているか?
例えば、
「この問題はとっとと終わらせて・・・」
「早く次の問題を解かないと・・・」
「制限時間足りるかな・・・」
「1問1分で解かないと・・・」
こんなことを考えながら解いています。
入試本番でもあります。
算数の解答中、
「さっき解いた国語の問題・・・あっ!」なんて、
終わった科目のことを思い出すなんてしょっちゅう。
この経験、私自身もありましたよ。
結局のところ、
いま解いている設問に集中できていないのです。
では、どうすればいいのか?
「いま何を考えながら解いていた?」
と問いかけたあとに、
さっき挙げた、
「この問題はとっとと終わらせて・・・」
「早く次の問題を解かないと・・・」
「制限時間足りるかな・・・」
「1問1分で解かないと・・・」
こんなことを考えてたんじゃない?
こうやって図星を言い当ててしまえばいい。
特に、早く解こうとしているとき、
えんぴつの動きが速くなったり、
目の動きが次の問題に移動していたり、
行動からいろいろ判断できるものです。
設問が多かったり、長文だったりすると、
時間が足りないと焦りが表情にも現れてきます。
それでも、素直じゃない子は、
「集中していた」と言い張るかもしれません。
でも、それでもいいんです。
自分が考えていたことを言い当てられたら、
「自分の考えていることに耳を傾けるようになります」から。
この「自分の考えていることを聞くこと」
これを「脳内会話」といいます。
子どもが、自分の「脳内会話」に耳を傾けられるようになったら、
次のステップです。
自分の「脳内会話」が聞こえてきたら、集中していない証拠。
目の前の設問に集中していない、
そのことを自覚させる。
自分が集中してないことを自分自身が認めること。
そうすると、最初に伝えたことがいきてきます。
「集中して解答して!」
そして、
集中してない行動が現われだしたら、
いったん解くのを止めて、
「いま何を考えながら解いていた?」
と問いかけてください。
そして、
子どもが考えていたであろうことを言い当ててしまう。
これの繰り返しです。
ぜひ実践してみてください。
でも感情的にやろうとする逆効果です。
くれぐれも冷静に実行してください。
もしできなければ我々プロにお任せください。
私はこれからも思っていることを本音で書いていきます。
塾業界で蔓延している非常識を明らかにしていきます。
皆さんに少しでも早く目を覚ましてもらうために!
では、また!
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