「場合の数」を嫌がっている場合じゃない!
こんにちは 早慶維新塾 算数担当の野澤優子(のざわゆうこ)です。
最近よく「場合の数」が苦手 という声を耳にします。
算数が好き・嫌いを問わず、
結構多くの生徒から嫌われている「場合の数」という単元。
(中学受験生のみなさんは知らないでしょうが、
実は数学になると、もっともっとふかぁ~いお付き合いになるのです)
どの学校も問題難易度に差はあれ、
中学受験ではここ何年も頻出単元になっています。
「何とかしてください!」という生徒の要望に応じ対策しつつ、
なぜ嫌がられているのかを考えてみました。
1、基礎知識がない。
そもそも勝負になりません。
が、しかし
これは知識を定着させると、
直ぐに得点につながります。(一行問題レベル)
2、問題文に向き合わない。考えることをしない。
「場合の数」は、基礎知識や解法のマスター以外に問題ごとに
その場で問題文を分析・整理し、効率よく場合分けをしていかねばなりません。
「場合の数」が苦手な受験生のほとんどはこちらに属すると私は感じます。
問題文の分析や場合分けができない というより、やろうとしない。
問題文を見た(読んだではない)段階で、無理!わかりません…とあきらめています。
「自分なりに問題文から条件ごとに整理して書いてみる」ことをしない。めんどくさい。
工夫せずに、考えもせずに(考えたつもり)、都合のいい「わかりません」という言葉で処理して助けてもらおうとする…これではいつまでたっても、克服できません。
基礎知識や解法をマスターしたら、
まずは、自分で工夫して問題文を整理して色々書いてみてください。
正解できればオッケイ!
不正解なら、解説と向き合ってじっくり考える。 先生に質問する。
必ず克服できますよ!
昨日 かなりの「場合の数アレルギー」の生徒から笑顔で
「自分でじっくりていねいに考えていったら解けるようになった」
と、うれしい報告を受けました。
何度学習しても、苦手意識が先に立ち、
なかなか克服できず、
ストレスをMaxため込んでいた彼ですが、
何かスッキリした感じで、壁を1つ超えたなって思えました。
頑張れ!中学受験生!
応援よろしくお願いします
■書籍
野田 英夫 最新刊
『中学受験大学付属校合格バイブル』https://www.amazon.co.jp/dp/4478110921/
望月 裕一
『早稲田・慶應中学の社会 偏差値40台からの大逆転合格法』 https://www.amazon.co.jp/dp/4753934721
■ダイヤモンドオンライン
https://diamond.jp/ud/authors/5eddf7bd7765617d88000000
■早慶維新塾:http://backup4.altair-waseda-keio.jp/ad/
■早慶ゼロワン:https://chugaku-juken.co.jp/
■りんご塾四ツ谷校:https://sansuolympic.com/school/%e5%9b%9b%e3%83%84%e8%b0%b7%e6%a0%a1/
■Facebook:https://www.facebook.com/sokeiishin/