親が子どもに勉強を教えるのはアリかナシか?

親が子どもに勉強を教えるのはアリかナシか?

中学受験カウンセラー 野田英夫です。

 

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おかげさまで、

私が経営する「早慶維新塾」と「早慶ゼロワン」には、

連日大勢の入塾希望者が押し寄せております。うれしい限りです。

 

しかし、申し訳ないのですが、

「早慶維新塾」も「早慶ゼロワン」も定員を設けております。

まだ若干の空きはありますが、

定員締め切り後は、来年度(2021年2月~)入塾とさせていただきます。

入塾をご希望の方は、お早めにお願いします。

特に、小6受験生の方は入塾できなくなりますので、本当にお急ぎください。

親がフォローしないと塾の授業についていけない・・・

相談に来られるお母さんが、

「だって私が教えないと塾の勉強についていけないんですよ!」

集団指導塾に通わせているお母さんからよく聞かされるコトバである。

半分やけになっていることが多い。

 

でも、それって塾の問題ですよね?

親が悪いわけじゃない。

まして子どもが悪いわけでもない。

親がフォローしないと授業についていけない・・・。

その理由は、

「授業が難しすぎる」➡「授業レベルが適切じゃない」

「授業がわかりづらい」➡「担当者のスキル不足」

という理由から起こっている。

 

または、

生徒が「授業を真剣に聞いていないか?」

まあ、これはおいておいて。

 

でも、そのほとんどが塾の問題といえる。

お母さんが責任を感じる必要はない。

でも、多くの集団指導塾では、

「塾のフォローをお母さんに課している」

これが現状である。

 

ある塾では、

保護者会の場でこう説明している。

 

「中学受験というのは親の役割が9割!」

「勉強するのはお子さんだが、勉強させるのは親の責任!」

「中学受験の成否を握っているのは親である皆さんです!」

「親は子どもの勉強をみてあげてください。わからなければ教えてあげてください。」

「もしお母さんが教えられなければ家庭教師や個別指導をつけてフォローすべきです!」

 

こんな説明を聞いたら、

親である「自分がなんとかしないといけない」と思ってしまう。

だから、

「だって私が教えないと塾の勉強についていけないんですよ」という発言になってしまう。

 

塾の授業についていけないのは親の責任なのか?

塾の授業についていけないのは親の責任なのか?

そして、塾の授業をフォローしないといけないのか?

 

そんな必要はない。

 

すべては塾の責任である。

 

理由①

授業についていけない

授業が難しすぎる

授業レベルが合っていない(適切なクラスに在籍していない)

 

理由②

授業についていけない

説明がわかりづらい

担当者のスキル不足

 

だから親の責任じゃない。

塾の責任なのだ。

お母さん、もう頑張らなくていいんです。

私の著書も参考にしてください。

「親子で変わる中学受験 (お母さん、もう頑張らなくていいんです)」

 

塾は、責任が自分たちに回ってこないようにするため、

「中学受験というのは親の役割が9割!」などと言って、

親に責任を押し付けてくる。

ここをまずは抑えておいてほしい。

 

そして、親はもっと賢くなってほしい。

どうして塾がこんな説明をしているのか、

賢く判断できるようになってほしいものだ。

 

また、塾の説明に心酔して洗脳されているお母さんもいるが、

そういう人をみて、「ああはなりたくない」と反面教師にするものいいかもしれない。

 

親が勉強を教える弊害について

最後に、

親が勉強を教える弊害について触れておきたい。

 

まずこの質問をしたいと思う。

「どうして子どもに中学受験させるのですか?」

 

理由はさまざまだと思いますが、

大雑把に言って、「子どもの将来を考えて」という答えになるのではないか。

 

もしそうであれば、

「親が勉強を教えること」は絶対にお勧めしない。

まして、「塾のフォローをして、塾の成績を上げたって何にもならない」

 

理由は、

子どもの「自立」を邪魔してしまうからだ。

 

「子どもの将来を考えて」中学受験するのに、

子どもの将来の成長を阻害することにつながるからだ。

 

親が教えていたのでは、

いつまでたっても自分から勉強せず、

自分の頭で考えない人間になってしまう。

 

親がつきっきりで勉強をみている家庭を想像してみてほしい。

健全な姿が想像できますか?

私にはまったく想像できない。

逆に、親が子どもを叱りつけている姿が想像できるだけだ。

 

ただ合格だけを、

志望校に合格しさえしてくれればいい、

そう考えているなら、

親がつきっきりで教えていればいいと思う。

 

でも、進学したあと、

子どもは成長しているだろうか、

自立しているだろうか、

親に感謝しているだろうか、

逆に、親と子の溝ができているのではないか、

そんな疑問だけが残る。

 

「親が子どもに勉強を教えるのはアリかナシか?」

 

答えは、

明確に「ナシ」である!

 

 

私はこれからも思っていることを本音で書いていきます。

塾業界で蔓延している非常識を明らかにしていきます。

皆さんに少しでも早く目を覚ましてもらうために!

では、また!

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野田英夫がカウンセリング(無料)を実施します。

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