志望校は言うべきですか?
中学受験カウンセラー 野田英夫です。
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しかし、申し訳ないのですが、
「早慶維新塾」も「早慶ゼロワン」も定員を設けております。
まだ若干の空きはありますが、
定員締め切り後は、来年度(2021年2月~)入塾とさせていただきます。
入塾をご希望の方は、お早めにお願いします。
特に、小6受験生の方は入塾できなくなりますので、本当にお急ぎください。
志望校は言うべきですか?
「志望校は言うべきですか?」
そのお母さんは、
周りに志望校を言ってしまうと、
もし不合格になったら恥ずかしいと言う。
それは、
お母さんの周りも、
お子さんの周りにも、
志望校を言ってしまって不合格になったら、
恥ずかしくて外を歩けないという。
まあ、その気持ちわからないこともないが、
それだと合格する可能性は低くなる。
逆に、言った方が、
合格する確実に確率は高まる。
特に、お子さんの周りには。
自分の周りには言わなくていいの?
言っておいた方が、
合格率は高まるが、
言ったことでのデメリットもある。
これは覚えておいた方がいい。
お母さんの場合、
志望校を言ってしまうと「後に引けない」という感情が働く。
「落ちたら恥ずかしい・・・」
だから、
「絶対に落とすわけにはいかない!」
だから、
「もっと勉強しなさい!」と、過剰なストレスをかける。
そして、
子どもがやる気をなくす。
まさに負の連鎖!
だから、
お母さんが、自分をコントロールできる自信があれば、
周りに志望校を言ってもいい。
でも、自信がないならやめたほうがいい。
お母さんの場合、
「もし落ちたら」という気持ちが先行してしまう。
だから、そうならないように「がんばろうとする」。
でも、実際に「がんばる」のは自分じゃない。
自分の子どもである。
聞き分けのいい子なら、期待どおりに「がんばってくれる」。
でも、そんなに聞き分けのいい子ばかりじゃない。
「がんばってくれない・・・」
このままでは・・・。もし落ちたら・・・。
「自分ががんばらないといけない」
でも、これが大きな間違い。
「もっとがんばりなさい」が多くなる。
子どもは言った方がいい!
でも、子どもは言った方がいい。
子どもを通じて、周りのお母さんにも伝わってしまう可能性はあるが、
子どもは周りに言った方がいい。
「僕は〇〇学校に行くんだ!」
そうすると、
確実に志望校合格に近づける。
それはなぜか?
受験するのは「お子さん」だから。
お母さんが受験するんじゃないから。
これが大きな理由となる。
要は、お子さんが自分の志望校を周りに言うことで、
本気になりやすいということ。
受験する本人である、お子さんが本気になりやすいのだ。
お母さんががんばるんじゃなく、お子さんががんばるのだ。
「不言実行」と「有言実行」がある。
(実は「不言不実行」と「有言不実行」もある。)
中学受験では、絶対的に「有言実行」である。
有言実行とは、「口にしたことは、何が何でも成し遂げるということ」。
何が何でも成し遂げるのが、有言実行である。
中学受験はまだ12(11)歳の戦いである。
まだ幼い小学生の受験。
意志を継続する方が難しいのだ。
初めは強い覚悟をしていても、
まだ幼いがゆえに誘惑に負けてしまいがちである。
やる気を継続し続けることが難しいのだ。
そもそも中学受験というのは、
全員が参加しない受験で、
中学受験しない子の方が多いのだ。
(皆が受験する高校受験とは違う。)
例えば、
中学受験しない子が皆と遊んでいれば、
自分だって遊びたいと思うのが普通の感情だと思う。
誘われれば行きたくなる。
だから、周囲に志望校を言っておく。
中学受験することを宣言しておく。
なかには気を遣ってくれる友人だっているかもしれない。
「あの子は受験するんだから誘わないでおこう」と、
配慮してくれる子もいるだろう。
少なくともジャマする子は減ることと思う。
そして、何よりも有効なのが、
「自分に嘘をつかなくなる」ということ。
「自分から逃げなくなる」ということ。
ここで、「不言実行」についても確認しておこう。
「あれこれ言わず、黙ってなすべきことを実行すること」である。
これはこれでカッコいいと思う。
黙ってなすべきことを実行するのだから。
でも、実行できるから、カッコいいのだ。
実行できなければ、
「不言不実行」である。
「何も言わないで、実行もしない」
誰にも言ってないんだから、やらなくても何も文句は言われない。
「自分に嘘をついている」だけである。
他人に公言すると、
自ずとやらなかればいけなくなる。
「自分に嘘をつかなくなる」。
他人に公言してやらないと、
「嘘つきだといわれてしまう」からだ。
だから、言ったことは守ろうとする。
さあ、合格に近づけるのはどっちだと思いますか?
私はこれからも思っていることを本音で書いていきます。
塾業界で蔓延している非常識を明らかにしていきます。
皆さんに少しでも早く目を覚ましてもらうために!
では、また!
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