どうして本気で勉強してくれないの?
中学受験カウンセラー 野田英夫です。
皆さんのお子さんは、
いま本気になっていますか?
本気になって受験勉強していますか?
今日は親御様の切実な悩み、
「どうして本気で勉強してくれないの?」
これを本気で解明していきます。
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どうして本気で勉強してくれないの?
どうして多くの受験生は、
本気になって勉強してくれないのでしょうか?
本気で勉強してくれたらどんなにいいことか!
私の悩みだって消えてしまうのに!
どうしてわかってくれないの?
どうして?
受験生を持つ親御さんは、
みんな同じ悩みを抱えていますね。
大人からみれば、
がんばって勉強してくれれば、
本人だって成績が上がり、
志望校合格に近づくんだから、
だから、こんなにいいことはありません。
私だってこんなに悩まなくていいのに・・・。
でも、うちの子、
本気になって勉強してくれない・・・
今日は、
お子さんが本気になって勉強しない理由を2つ紹介します。
そして、皆さんにその解決法を伝授します。
理由①勉強する目的がわかっていないから!
本気になれない理由の1つが、
「勉強する目的がわかっていないこと」
こんな質問をしてみてください。
母親 :「どうして勉強すると思う?」
子ども:「志望校に合格するため?」
母親 :「そうだね。でも、どうして○○(名前)は中学受験するの?」
子ども:「・・・・・?」
たぶんこんな感じではないですか?
答えが返ってきたとしても、
子ども:「みんなも中学受験するし・・・」
子ども:「お母さんが中学受験しなさいって言うから・・・」
子ども:「いい会社に入れるから?」
せいぜいこんな回答ではないでしょうか。
つまり、勉強する目的を、
「受験生本人がわかっていないから」
だから本気で勉強しないんです。
いや本気になれないんです。
本気で勉強したくても、本気になれないんです。
だから、やる気だって生まれない。
「やる気」という言葉を辞書で引くと、
「進んで物事を成し遂げようとする気持ち。」とあります。
「成し遂げようと」とありますね。
でも「成し遂げようとするもの」
「するもの」自体がなければ、
やる気なんて生まれないわけです。
つまり、勉強する目的がわかっていないから、
本気で勉強できないのです。
理由②合格できる自信がない!
本気になれない理由の2つ目が、
「合格できる自信がないから」
本気になっていない受験生は、
志望校に合格できる自信がありません。
自分を信じられていない。
志望校に合格できる自分がないんです。
言いかえると、
合格している自分がイメージできないということです。
先ほどと同様に、
こんな質問をしてみてください。
母親 :「いまの勉強で合格できると思う?」
子ども:「あまり自信ない・・・」
たぶんこんな感じではないですか?
でも、もしこんな回答が返ってきたらこう続けてください。
子ども:「合格できるかもしれない」
母親 :「じゃあ、確実に合格するためには、どうやって勉強したらいいと思う?」
子ども:「もっとがんばって勉強する」
母親 :「どうやって、もっとがんばるの?詳しく教えて?」
子ども:「・・・・・もっとがんばる」
子どもは、口では「合格できる」と言っても、
本心では合格できる自信がありません。
だから、「がんばって勉強する」という抽象的なことばをいうのです。
「どうやって勉強する?」という質問に、
具体的な回答できないときは、
子どもに自分が合格しているイメージがないときです。
つまり、自信がないということ。
自信のある子の場合は、
例えば、
「6月まで1日1ページ以上国語記述問題に取り組み、国語の偏差値を6以上伸ばす」
「10月までに地理と歴史の総復習を終えて、11月から過去問で6割以上得点できるようにする」
「9月の模擬試験で算数の図形問題を克服して偏差値を5上げて、4科偏差値も60オーバーにする」
というふうに具体的で、かつ期限つきで回答できます。
これは自分が合格しているイメージがあるから。
だから両親がやるべきこと!
いま紹介した2つの理由を改善していきましょう。
理由①勉強する目的がわかっていないから!
なぜ中学受験するのか?
この中学受験する目的を家族でしっかり共有しましょう。
親として、
こういう大人になって欲しい、
こういう生き方をして欲しい、
だから、中学受験して欲しいと考えている。
子どもに真剣に伝えていってください。
すると子どもはその期待に応えようと、
本気になって勉強するようになります。
勉強する目的が理解されると、
子どもは成し遂げることがわかって、
やる気になっていくんです。
理由②合格できる自信がない!
子どもに合格できる自信をつけてあげてください。
そのためには、
家族みんなが合格を信じてあげることです。
本気で信じてあげることです。
ピグマリオン効果をご存知ですか?
ピグマリオン効果とは、
教育心理学における心理的行動の1つで、教師の期待によって学習者の成績が向上することである。(ウィキペディア)
つまり、子どもは家族から期待されると、
やる気が生まれ、成績が向上するということ。
家族が合格を信じてあげれば、
子どもも自分を信じられるようになって、
合格に近づくことができるということです。
私はこれからも思っていることを本音で書いていきます。
塾業界で蔓延している非常識を明らかにしていきます。
皆さんに少しでも早く目を覚ましてもらうために!
では、また!
もし、受験のことでお困りのことがありましたら、
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