「個別指導」を併用しようと考えている皆様へ

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早慶合格への道先案内人、
早慶維新塾 塾長 野田英夫です。

SAPIX、四谷大塚、日能研、早稲田アカデミー・・・
首都圏の中学受験集団塾で、
順調に勉強ができている家庭はごくわずか。
全体の上位20%くらいといわれている。

では、そのほかの順調にいっていない家庭は、
どのように対処しているか?
塾の授業についていくために、
どうしているのか?

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うまくいっている家庭はごくわずか!

中学受験集団塾に通っていて、
受験勉強がうまくいっている家庭、
わずか上位20%と、いわれている。

大多数の家庭は、
受験勉強がうまくいっていない。
塾の授業についていくのに四苦八苦、
「こんなはずじゃなかった」とみんなが悩んでいる。

中学受験集団塾では、
上位20%の生徒に向けて授業がされている。
「ついていけない子」が生まれる構造になっているのだ。
クラスにいる半数以上は、授業がわからず、置き去りにされていく。
下位20%の生徒は、ただそこにいるだけである。

「小5の壁」とか、
「10歳の壁」とか、
こういう言葉を聞いたことはないだろうか。

小4夏くらいまでは偏差値60以上をキープしていた。
しかし、それ以降は下降の一途・・・。
クラスもいくつ落ちたことか・・・。
いまでは下から数えた方が早いかも・・・。

このような傾向のことを、
「小5の壁」とか、「10歳の壁」とか呼ばれている。
こういう言葉があるくらいだから、
どれだけ同じような悩みを持っている家庭が多いことか、
多分に想像がつくことだろう。

転塾しても成績が上がることはない!

先に厳しいことを言っておきたい。
この「小5の壁」に陥った場合、
同じような塾に移ったところで、
「絶対に成績は回復しない!」
「成績は絶対に戻らない!」

例えば、サピックスから早稲田アカデミーに転塾したところで、
「絶対に成績は回復しない!」
「成績は絶対に戻らない!」
希望を失うようなことを言って申し訳ないが、
事実なので仕方ない。

先にも述べたように、
授業レベルを「上位20%」に設定している限り、
成績が上がることも、
クラスが上げることも、
絶対にないのだ。

しかし、
クラスの上位20%に入ったら、
成績は上がるのではないのか?
こう考える人もいると思う。

みんなはどうしているのか?

「小5の壁」に直面した家庭はどうしているのか?

なんとかして成績を戻そうとする。
授業についていこうとする。
なんとかしてクラスの上位20%に入ることを考える。

では、みんなはどうしているのか?

「補習塾」に通うのだ。
いま通っている塾に通いながら、
補習塾に通うのである。
いま通っている集団塾の補習をしてくれる、
補習のための「個別指導塾」に通うのだ。

塾の成績を上げるために、
もうひとつ塾に通うことになる。
もちろん個別指導塾の費用は別にかかることになる。
塾の成績を上がるために、
個別指導塾の費用を追加で負担するのである。

「これって不思議だなあ」と思った方は、
冷静な判断ができる賢明な方だと思う。

しかし、多くの方は、
この冷静な判断ができない。
負のループに入り込んでいることに気がつかない。
周りが見えなくなっている。

ちなみに、
先に挙げた集団指導塾では、
この補習のための「個別指導塾」が併設されている。
集団指導塾のビジネスモデルにうまく乗せられているのだ。

併設の個別指導塾でない塾も多く存在している。
「塾名+対策」や「塾名+フォロー」などのワードで、
Google検索したら、
塾の補習をしてくれる個別指導や家庭教師がいくらでも出てくる。
申し込む家庭が多いから、
広告掲載している。
それだけ塾の授業についていけない子が多いということ。

なんのために塾に通っているのか?

皆さんは何のために子どもを塾に通わせているのか?
行かせたい学校に合格させるためではないのか?
子どものためではないのか?
けっして塾の成績を上げるためではないはず。

多くの塾では頻繁に週末テストが実施されている。
出題範囲は1週間分から1ヵ月分。
このテストで塾の成績が決まり、所属クラスも決まる。

だから、このテスト範囲を、
塾で理解できかったことを個別指導塾で補習しておく。
目的は、「塾の成績を上げる」ことである。
でも、これでは本当の学力にはならない。
「ドーピング注射」のようなもの。

けっして「志望校に合格すること」にはつながらない。

先日、カウンセリングにいらした方が、
こんなことを言っていた。

「いままで塾の成績を上がることが目的になっていました。」
「存在しないサピックス中学校に入るための勉強でした。」

間違いを認めることはとても勇気のいること。
でも間違いを認めれば前進できる。

私はこれからも思っていることを本音で書いていきます。
塾業界で蔓延している非常識を明らかにしていきます。
皆さんに少しでも早く目を覚ましてもらうために!

では、また!
もし、受験のことでお困りのことがありましたら、
野田英夫がカウンセリング(無料)を実施します。
お気軽にご連絡ください。
また、コメント、メッセージも頂けると執筆の励みになります。
contact@altair-waseda-keio.jp



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