ノートを取らない授業の弊害について

ノートを取らない授業の弊害について

早慶合格への道先案内人、
早慶維新塾 塾長 野田英夫です。

カウンセリングのために、
「授業で使っているノートをお持ちください」と伝えると、
「授業ではノートを使ってないんです・・・」と返ってくることが多くなった。

かなり深刻な問題だと考えている。

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最近、授業でノートを取らせない授業が増えてきた!

このブログでも、
なんどか「ノート」に関する話題に触れてきました。

最近、
ノートを取らせない授業が増えてきました。

あまり問題視していない保護者も多いのですが、
これっ!かなり問題です!!

これ続けていると、
成績が上がらず志望校に合格できないばかりか、
将来的にも弊害がでてきてしまいます。
勉強できない子になってしまいますよ。

ノートを取らないことの弊害って、
皆さんが思っている以上に深刻なんです。

ノートは何のためにとっているのかノートは何のためにとっているのか?

ノートは何のためにとっているのか知っていますか?

はい、その通りです。
「復習するため」です。
授業でやったことを「おさらい」するためにあります。

復習して、
おさらいして、
はじめて身につきます。
自分の知識となります。

じゃあ、ノートを取らずに、
どうやって復習するんですか?

はい、できません。

でも、テキストをみかえせばいいんじゃない?

ダメです!

自分で書いたものだから、
復習できるんです。
授業を思い出す(再現)できるんです。
テキストをみかえすだけでは、
授業は再現できません。

だから、自分で書いたノートじゃないとダメなんです。
自分で書いたノートだから、
思い出しやすく、
しっかり復習となるんです。

でも、例外はあります。
世の中には「一度みたものを忘れない」という人がいます。
写真を撮るかのように、
自分の頭に、見たものを保存できる人。
映画「レインマン」でダスティンホフマンが演じていた登場人物がそれです。

忘れないというより、
「自分の頭に保存してある写真を見直す」という感じのようです。
床に落ちた爪楊枝の数を正確に数えるシーンがありましたよね。

もしお子さんがレインマンでないのなら、
ノートをとって、
復習をするべきなのです。

なぜノートを取らせない授業が増えたのか?

大手進学塾では、
定期的に試験が実施されます。
この試験結果で、
成績が決まり、クラスの上下が決まってしまいます。
だから、試験までの既定のカリキュラムは絶対に消化していないといけない。
先生もそれはよく理解していて、
カリキュラムを消化するために、
授業もおのずと速足になってしまう。

つまり、生徒にノートを取らせている余裕はない。
だから、ノートを取らせていない。

さらに、
端からノートをとらせない塾も存在します。
ノートを持ってくる必要がないんです。
中学受験大手塾のひとつもこれに該当します。

勉強は中学受験で終わりではない!

このようにノートを取らず、
復習する習慣も身につかないと、
どうなってしまうと思いますか?

「勉強ができない子」が生まれます。

「勉強ができない」というのは、
成績が良くないという意味ではなく、
「勉強の仕方がわからない」という意味です。
だから、「勉強ができない」ということです。

「ノートの取り方がわからない」

「復習ができない」

「勉強が身につかない」

「勉強ができない」

何年か前に、
「東大ノート」が流行りましたよね。

勉強ができる子というのは、
とかくノートの取り方が上手なものです。
つまり、勉強の仕方を知っているのです。
だから勉強ができるのですね。

勉強は、
中学受験が終わったら終わりではありません。
ずっと続いていくものです。
「勉強ができない子」にしないでください。

私はこれからも思っていることを本音で書いていきます。
塾業界で蔓延している非常識を明らかにしていきます。
皆さんに少しでも早く目を覚ましてもらうために!

では、また!
もし、受験のことでお困りのことがありましたら、
野田英夫がカウンセリング(無料)を実施します。
お気軽にご連絡ください。
また、コメント、メッセージも頂けると執筆の励みになります。
contact@altair-waseda-keio.jp



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