
続々・植物のなかま分け
こんにちは!早慶維新塾 理科担当 石丸圭一(いしまるけいいち)です。
今回も入試問題でよく見分ける
植物についてお話しします。
入試で取り上げられる頻度が高い植物について
科ごとにまとめる3回目。
5 マメ科
花のつくりが入試問題でよく取り上げられています。
エンドウ
キク科,イネ科に次いで大きな科。
エンドウなどのマメ亜科では独特の蝶形花冠をもつ。
このエンドウの花のつくりは,必修事項です。
また,マメ科の植物は食用とされるものが多いため
その観点から入試に取り上げられることも多くあります。
さてお母様に問題です。
問題1 えだまめは植物名ではありません。
あるマメ科の植物の実を青いうちに収穫し
食用にしたものです。
さて,この植物は何でしょう?
問題2 グリーンピースは何という植物の種子ですか。
このような一般常識を持っていることが
理科を学習するベースになっているといっても過言ではありません。
マメ科のなかま
ダイズ インゲン クズ レンゲソウ シロツメクサ
6 バラ科
花は鑑賞用とされ,果実が食用とされているものも多い。
サクラ
入試では,サクラの花は離弁花の代表として扱われる。
この機会に,離弁花と合弁花の分類も思い出しておこう。
その花は,おしべの数が多いのが特徴。
バラ科のなかま
バラ モモ ウメ リンゴ ビワ イチゴ
さて,お母様に再び問題です。
問題3 サクラ,モモ,ウメを花の咲く順番に並べなさい。
これも,普段の生活の中で身につけておくべき知識ですね。
今回は「一般常識」をテーマに書いてきました。
その常識が通用しないのも最近の受験生です。
最近の入試では,このようなことが問われることも少くありません。
興味を持って受験勉強することが大切ですね。(再掲(^^)/)
続きはまた別の機会で。
では,また。
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担当:石丸