「比」を使いこなして、得点力アップを図ろう!

「比」を使いこなして、得点力アップを図ろう!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

皆さんこんにちは!早慶維新塾 算数担当の野澤優子(のざわゆうこ)です。

お子さまは、「比」を使いこなせていますか?

「比」は塾の学習カリキュラムで
小4から
小数の学習→→分数の学習→→割合の学習 と、

しっかりと準備をして、

小5の半ばにドーン!と 登場してくる考え方です。

「比」は文字の意味の通り「比べる」という意味。

A君よりB君のほうが背が高い
○○屋のケーキより△△屋のケーキのほうがおいしい
料理の味付けの分量は、しょう油:みりんを2:1などなど

比べることも、
また「A:B」といった比の表現も
日常的に使われています。

「比」を使いこなせるようになると必ず得点力が上がります。
なぜなら、「比」は受験算数の全範囲でよく使われているからです。

特殊算では
みかんとリンゴの個数は4:3で…
○○年後の父の年齢と子どもたちの年齢の和は、3:1になります…
A君とB君の速さの比は7:6で…

平面図形でも立体図形でも、当たり前のように使われます。
相似は比そのもの。

「A:B」といった比の表現は単純です。
しかし、問題文の中に「比」の表現が入ると、
途端に難しく感じる生徒が少なくありません。

つまり、「比」の考え方はわかるけど、
それをどのように有効活用してよいか、
わからずにつまずいている生徒が非常に多いのです。

つまずきのパターンは大体2つに分かれます。

1 割合の考え方が定着していない。
2 実際の数字(長さや広さ、値段、重さなど)と、
比(割合)の数字の使い分けができない。


どちらも生徒の問題の解き方を見ていると、すぐにわかります。
ご家庭でお子さまが、「比は苦手」と言っていたら、
担当の先生に早目にSOSを発信してください。
でないと手遅れになって、
とことん算数が苦手(嫌い)になってしまいます。

「比」を利用して和差算や消去算(方程式)の式を立てたり、
線分図や情景図、面積図など的確な図を描いて問題文を整理したり、
「比」を上手に使いこなせるようになると、
得点力も格段に上がります。

ぜひ、「比」を使いこなして得点力アップを目指しましょう!



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