
夏休み!入試によくでる「数の性質」を攻略しよう!
皆さんこんにちは!早慶維新塾算数担当 野澤優子(のざわゆうこ)です。
暑い日が続きますが受験生の皆さん!夏期講習でいい汗かいていますか?
夏休みもあっという間に半分終了、
夏休み前に決めた目標は達成できそうでしょうか?
「はい!ばっちり」「まあまあ」「ええっと…」
いろんな反応が返ってきそうですが…
さて、学年を問わず、
多くの受験生が苦手にしている、
だがしかし、入試では頻繁に出題されている単元に
「数の性質」や「規則性」があります。
数の知識と解法のテクニックをフルに活用して、
比較的複雑な問題文を丁寧に読み、
効率的に処理していく問題が多いので
マスターするのに時間がかかってしまう単元です。
だからこそ、学校が休みの夏休み中にじっくりと、
時間をかけて丁寧に学習してほしい単元です。
「数の性質」や「規則性」の問題は、
確かに入試レベルの問題となると考え込んでしまう問題も多いのですが、
攻略のポイントは2つ。
① 受験テキストの典型例題の解き方をマスターする。
② 色々な問題にあたり、知識の使い方を練習する。
まず①の 受験テキストの典型例題の解き方をマスターする。
たとえば
【典型例題】「0」はいくつ?
1から30までの整数の積を作り、その数をAとします。
A=1×2×3×4×…×29×30
そのとき、Aは一の位から0が何個並んだ数になりますか。
【解法のテクニック】
0ができる「2×5」のセットがこのかけ算の中に何回あるかを求めれば、
それが0の個数になります。ただ、2は偶数の中に必ず含まれますから、
2より少ない5の個数を求めればセットが作れるので、
5の個数を求めればよいことになります。
Aの中に5は 6+1=7個ありますから、
答えは7個になります。
解法を知らないと解くのに時間がかかりますが、
知っていれば簡単に解けます。
② 色々な問題にあたり、知識の使い方を練習する。
「数の性質」や「規則性」の問題は、
数の知識と基本的な解法のテクニックを使いこなすことが
得点へとつながります。
レベルアップには、学校にこだわらずに色々な問題に挑戦すると効果的です。
入試は初見で解くので、いろいろな表現に触れるとその分、
応用力が養われます。
後半の受験勉強を充実させて、
悔いのない夏休みにしていきましょう!