
成績が絶対に上がる「究極の勉強法」をご存じですか?
早慶合格への道先案内人、
早慶維新塾 塾長 野田英夫です。
前回は、
「授業を受けていれば成績が上るわけではない」
このことについて説明をしました。
覚えていますか?
今回はさらに、
「成績が上がる究極の勉強法」について説明します。
聞きたくないですか?
詳細はこのあと書きますね。
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早慶合格への最短ルート
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まずは前回のおさらいから考えましょう
成績を上げるためには、
理解 ➡ 定着 ➡ 得点
この3ステップが必須でしたね。
だから、
「授業だけ受けていても成績は上がらない」
そういうことでした。
「理解」はインプット(入力)。
「定着」と「得点」はアウトプット(出力)。
インプットとアウトプットの黄金比率は、
インプット3割
アウトプット7割
授業というのは「理解」の場なので、
だから、授業だけをいくら受けても、
「成績は絶対に上がらない」ということでした。
「定着」と「得点」のアウトプットに重きをおかないといけないからでした。
覚えていましたか?
ラーニングピラミッドによれば?
このように
理解 → 定着 → 得点
3割 7割
この3ステップを効果的に勉強する方法はあるのでしょうか?
究極の勉強法はあるのでしょうか?
あります!
まずは以下の図をご覧ください。
これは「学習定着率」を示したものです。
例えば、いちばん上にある「講義」ですが、
「講義」を聞いても、
たった「5%」しか頭に残らないということです。
仮に、授業の内容が理解できない場合は、
さらに最悪です・・・。
5%どころか、何も頭に残らない。
授業だけ受けていても成績が上がらないのは、
ここでも証明されているわけですね。
前回の内容を読んで、
皆さんが内容がしっかり覚えられているのは、
「10%」くらいといえます。
「読書」による学習定着率は、
ラーニングピラミッドによると「10%」ですから。
さっきから「覚えていますか?」と聞いていたのは、
こういう意味だったのです。
しかし、
前回の内容を「人に話していたら・・・」
話は別です。
誰かに説明して「アウトプット」していたら、
内容の「90%」くらいは覚えていることになります。
ここが重要なんです。
成績が上がる「究極の勉強法」とは?
では、成績が上がる「究極の勉強法」とは何か?
ズバリ!
「人に教えること」です。
人に教えると学習定着率は飛躍的に上がります。
人に教えること自体が、
アウトプットになります。
そして、
人に教えるようになると、
相手にわからせようと工夫をします。
どう教えたらいいかを自分なりに考えるようになります。
その結果として「自分の理解」も深まる。
だから、「成績が上がる」。
子どもが塾から帰ってきて、
まず定着のために「復習」をさせます。
その後、子どもに習ってきた内容を「授業させる」のです。
いわゆる「子ども先生」ですね。
これが一番、成績が上がります。
早慶維新塾では、
先週の内容を、子どもに授業させる、
先生に授業する「子ども先生」を実施しています。
これをやると、生徒たちもやる気になりますし、
何よりも学習内容がしっかり定着します。
みんな自分なりに工夫して教えるようになります。
プレゼン力も見につきます。
コミュニケーション能力、
当然、説明能力も向上します。
はっきり言っていいこと尽くめです。
しかし、子ども先生には前提条件がある・・・
しかし、この子ども先生には前提となる条件があります。
その条件とは、
子どもが「授業で理解していること」。
理解していないと成立しません。
大手進学塾に通う生徒の実に7割が、
「授業についていけない」という現実があります。
授業が理解できていないと、
人に教えることはできません。
自分が理解しているから、
人に教えることもできるのです。
子ども先生は、究極の勉強法です。
飛躍的に成績を上げることができます。
しかし、そもそも「授業が理解できない」と成立しません。
皮肉ですね・・・。
私はこれからも思っていることを本音で書いていきます。
塾業界で蔓延している非常識を明らかにしていきます。
では、また!
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