
算数の成績アップ効果絶大『Wの解き直し』
皆さんこんにちは!早慶維新塾算数担当の野澤優子(のざわゆうこ)です。
お子さまは算数の成績を上げる『Wの解き直し』を実践されてますか?
『Wの解き直し』とは
その1 授業で学習した問題の解き直し
その2 間違った問題の解き直し
です。
当たり前のことで、そんなのやってるよって思われた方もいらっしゃると思います。
しかし、それにはちょっとしたコツがあるのです。
意識してやると、効果は絶大です。
【Wの解き直し その1 授業で学習した問題の解き直し】
集団授業でも、個別指導でも、授業では解説を聞いて理解した段階。
その理解できた段階を、理解=解けた(マスターした)つもりに陥りがち。
授業ではできていたのに、次の日にその単元の宿題をやってみると、
解けない、わからないってことはよくあること。
コツは授業が終わった後、時間をあけずに30分。自力で『今日の解き直し』。
その日の授業を振り返りながら、考え方や解く工程をイメージしながら解いてみるのです。
わからなければ授業ノートで再確認。
ちょっとしたことですが、定着率がグッと上がります。
1度や2度はできても継続することは、至難の業。でも計算練習と同じで、習慣になると、
算数だけではなく、受験に対する取り組み方も変わってきます。
【Wの解き直し その2 間違った問題の解き直し】
お子さまは宿題や課題で解いた問題の答え合わせをした後、
間違った問題はどのようにしていますか?
バツがついたのは見たくないとか、めんどくさいとかで、放置されていないでしょうか。
間違った問題こそ宝の山です。レベルアップのカギです。
なぜ間違っているのか、必ず原因を究明し正解を出しましょう。
コツは出した正解を理解・納得すること!
解答・解説を見て(ながめて)写したのではダメです。
自分で考えて、悩んでそれでもわからない、
また答えが合わないときは必ず担当の先生に質問してください。
以前、「どうやっても正解が出ません。印刷ミスです。私の答えが合っています。」
と、自信満々?私のところに質問しにきた生徒がいました。
彼女が解いた途中式を確認すると…
公式を間違って覚えていたことが判明。
2人で爆笑!
ということがありました。
また、答え合わせの際に、とりあえず一気に問題をやって、
まとめて答え合わせをするやり方はお勧めしません。
1ページごと、とか、基本・標準など区切りの良いところで、
必ず答え合わせをして、直しをやることです。
そうすれば、同じ間違いをやらなくて済みます。
いかがでしたか?いつもやっている当たり前のことでも、
学習方法を見直してみてください。
同じ内容でもやり方が変わると、効果絶大です。