【近未来予測】5年後に集団指導で授業している中学受験塾はなくなる?
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■5年後に集団指導塾はなくなるのか?
5年後には集団指導で授業している中学受験塾はなくなるのか。
私の予想では,もっと早くなるかもしれないと考えています。
早ければ3年以内になくなっているかもしれませんよ。
こんなことを書くと、
お叱りの言葉をもらいそうですね。
でも、現実にそうなったときに、
「自分はなくなると思っていた(言っていなかったけど)」と、
言い訳したくないのでここで書いておきます。
■5年後には集団指導塾はなくなります!
まあすべてきれいさっぱり存在が消えるかといったら、
そんなことはないでしょう。
しかし、「ほぼ消える」と断言できます。
残った集団指導塾に通わせる家庭は、
「経済的に余裕がないが、それでも中学受験をさせたい」
「結果はさておき、友だちと仲良く通わせたい」
こういう家庭に限定されることと思います。
■なぜ集団指導塾はなくなるのか?
では、なぜ私が集団指導塾はなくなると断言できるのでしょうか。
理由は3つあります。
理由① 「個」を大切にする時代となるから
理由② 集団指導は映像授業でも代用できるから
理由③ 中学校独自の入試問題が顕在化してくるから
■理由① 「個」を大切にする時代となるから
みんな一緒という時代は終わりました。
「全」→「個」へ
時代は、「ひとり一人を大切にする」に急速に変化しています。
みんなと一緒では、画一的な成長は望めます。
しかし、個性の成長は望めません。
高度経済成長期の日本であれば、
画一的な人間が多い方が、日本にとっても都合がよかった。
しかし、AI(人口知能)の急速な進化により、
個性のないどこにでもいる人材は必要ない時代となります。
AIのよって仕事を奪われるといわれていますが、
「代わりのいる人材」は要らないのです。
さらに、日本は「少子化」です。
子ども一人あたりにかける費用が増えました。
それなのに、どうして「十把一絡げな集団指導」を受けさせているのか、
現状がおかしな状態なのです。
「個」を大切にするだけでなく、
「個」を必要とする時代へ変化しているのです。
子どもの教育を重視する家庭は、
集団指導塾を避ける傾向へと変化していくはずです。
■理由② 集団指導は映像授業でも代用できるから
集団指導における学習定着度がどれくらいかご存知ですか。
たった5%です。
集団指導で授業を受けても、
たった5%しか定着しないのです。
だったら「読書」、ここではテキストを自分で学習した方が、
ずっと効率的で10%
さらに、「視聴覚」、映像授業を見て勉強した方が、
さらに効率的で20%
「集団指導は映像授業でも代用できるから」どころか、
映像授業の方が、効果が高いのです。
集団指導に、あえて通う必要性はない、ということになります。
■理由③ 中学校独自の入試問題が顕在化してくるから
入試問題というのは、
「学校からのメッセージである」といわれます。
「こんな生徒に、うちの学校に来てほしい」という。
例えば、以前にも書きましたが、
慶應中等部は、
「勉強ばかりしてきた視野の狭い子どもを求めていない」
「好奇心旺盛で、どちらかというと子どもらしい子を求めている」
このような学校です。
そのため、慶應中等部の問題は「やさしめ」です。
あまり難しくありません。
しかし、塾のテキストには出ていない問題も出題されます。
とても個性豊かな入試問題となっています。
慶應らしく、独自で独特な入試問題です。
さて、他の中学校はどうか?
もちろんいまも中学校独自の出題がされています。
しかし、他校との差別化、その学校独自の個性をアピールする意味からも、
今後はさらに、
中学校独自の入試問題が加速してくることでしょう。
入試問題をみたら、その学校独自の出題があって、
その学校のためだけの対策を要する入試問題。
そうなると、
「ただ偏差値だけを上げればいい」という受験指導は終わりになるでしょう。
ちなみに、
慶應中等部の受験対策は、集団指導ではできません。
慶應中等部の入試問題が独自すぎるため、
個別指導や家庭教師でないと、志望校対策はできないのです。
以上のような理由から、
【近未来予測】をさせていただきました。
5年後に集団指導で授業している中学受験塾はなくなる!
あなたはどう思いますか?
では、また!
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