入試直前に学校は休ませるべきなのか?
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■入試直前に学校は休ませるべきなのか?
皆さんは、入試直前の1月に、
小学校をお休みさせますか? それとも、出席させますか?
入試直前に学校を休ませるべきかどうか、
意見がわかれるところですね。
塾関係者のなかでも賛否がわかれています。
では私はどうか?
ズバリ!
「入試直前は学校を休ませるべき」
そう考えています。
それはなぜか?
理由は2つあります。
〇受験のジャマをされないため
〇受験勉強の時間を確保できるため
消極的理由となる
「受験のジャマをされないため」についてです。
学校には「さまざまな子どもが来ているから」ということです。
中学受験をする生徒もいれば、しない生徒もいます。
しない生徒でも、する生徒を応援してくれる生徒もいます。
しかし、受験をジャマする生徒もいます。
なかには受験する生徒の心を傷つける発言をする生徒もいます。
「全部落ちても、〇〇中学には来るなよ!」
こんなヒドいことを言う子がいるのです。
受験直前は寒い時期となります。
風邪をひいている生徒だって登校して来ます。
他人にうつさないようにマスクをする生徒もいれば、
手で押さえもしないで咳をする生徒もいます。
受験生からしたら、たまったものではありません。
■こんな先生だっている!
先生だってそうです。
中学受験に肯定的な方もいますが、
小学校には、いまだに否定的な方もいらっしゃいます。
そして、受験生を差別する先生だっています。
ごく稀ですが、
受験生たちを「受験組」とか、「塾組」とか言って、
非受験生たちと区分けしてしまう先生もいます。
このように学校を休むことで、
マイナス面から回避できるのであれば、
積極的(・・・)に「休ませるべき」と私は考えています。
次に、
積極的理由となる
「受験勉強の時間を確保できるため」についてです。
ほとんどの受験生は、
「もう少し時間があったら」と思っているものです。
よっぽどの優秀生でない限り時間的余裕のある受験生はいません。
■平常時と変わらない勉強を続けるべきなのか?
「受験直前であっても平常と変わらない勉強を続けるべきだ」と、
言う塾講師もいます。
また、「学校を休んで勉強する受験生は落ちる」
そう言う塾講師もいます。
果たしてそうでしょうか?
私は、学校を休んででも、
「最後までやりきった受験生」の方が、
合格していると思います。
そもそもそんな余裕のある受験生はほとんどいません。
時間に余裕がなく、
やらなければいけない勉強が残っている受験生がほとんどのはずです。
やらなければいけないことがあるのなら、
時間をつくってでも勉強すべきです。
学校を休んで時間をつくれば、
結構な量の勉強ができます。
ただやみくもに勉強するのではなく、
志望校対策を中心としてやりましょう。
不安要素のある単元をやり直してもいいと思います。
穴をなくしていけば、より合格に近づくはずです。
■後悔しない受験とするために!
受験生は、
そして保護者の皆さんは、
「後悔する受験はしたくない」はずです。
努力して勉強していれば、しているだけ、
「絶対に後悔したくない」、
「なんとかして合格させてあげたい」、
そう思っているはずです。
やるべきことが明確になっているなら、
堂々と、遠慮なんかせず、
「入試直前に学校は休ませるべき」です。
今回の話は、参考になりましたか?
では、また!