いまの塾にどうしてしがみついているのですか?
早慶合格への道先案内人、
早慶維新塾 塾長 野田英夫です。
学習カウンセリングをしていて、
日々思うことを書かせていただきます。
多くの、いや、ほとんどの保護者の皆様が、
塾の成績のことで悩んでカウンセリングにいらっしゃいます。
塾の成績が落ちた・・・
塾のクラスが落ちた・・・
先日、来訪された方は、
もう6年生で、入塾してからずっと下位クラスで、
偏差値40・・・
それも3年以上・・・
いつか飛躍的に成績が上がると信じていたのですか?
その成績では、
授業の解説のほとんどは理解できていません。
当然ながら、宿題だってまともにできません。
そんな状況を何年間も続けている子どもがホントにかわいそう。
相当にツライはず。
どうして親は、そんな状況で続けさせているのか、
私は不思議でなりません。
ホントに、いつか成績が上がってなんて想像していたのですか?
同じ塾に通わせて、
成績が飛躍的に伸びて、
志望校合格を勝ち取ったなんて、
そんな夢のような話を聞いたことがありません。
もっと冷静になって、現実をみてください。
泣くのは子どもなのですよ。
そのお母さんに、
私は、転塾を検討すべき、と提案しました。
それでも、
いまの塾を変えることは頭にはありませんでした。
いまの塾にしがみついて離れようとしません。
こういうお母さんは、
理路整然と、理詰めで、論理的に、淡々と、
こういう説明をしても、まったく無駄です。
お母さん自身の心の内は決まっているから。
母親として、一度決断したことが、
間違っていたということを認めたくないのでしょう。
だから、成績がいかにひどくてもしがみつく。
ダメな男に貢ぎ続ける女性の心理に近いような気がします。
では、また!